【ポケモンSWSH単体考察】『細マッチョサッカー選手』ビルドエースバーン(仮)

 

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⓪はじめに

閲覧いただきありがとうございます、テラと申します。

 


今回は新たな世代の始まりという事で環境が完全に固まってないモノの、ポテンシャルを感じたポケモンの紹介をしたいと思います。

旅では最初の相棒として活躍し、夢特性は解禁されたら化けると思うものの、今回は猛火でも十二分に暴れられるポテンシャルを持つエースバーンの単体考察記事となります。

 


①考案経緯

エースバーンの型を考える時に種族値と技を見て真っ先に思いつくのは陽気ASぶっぱでしょう。

技の方も攻撃技が豊富な為、役割破壊のアタッカーとしても活躍できるでしょう。

 


ですが個人的にはその役割は夢特性のリベロが解禁されてない現状では火力不足、タイプも変化しない為受け性能という面においても中途半端になってしまうと感じました。

 


エースバーンの主な型としては

・タスキフルアタ型

・命の玉フルアタ型

・鉢巻フルアタ型

・身代わりチイラ型

と言った、技範囲を広く見るフルアタ系か、身代わりとチイラで炎技の火力を特化させる戦法のどちらかしか見なかったです。

というのも、エースバーンは覚える有能な変化技が極端に少ないのでフルアタ、たまに身代わりを混ぜた戦法を主流にする人がどうしても増えてしまいます。

そこで私が見つけたエースバーンが覚える変化技がこちら


【ビルドアップ】


元の耐久は高速アタッカーらしくそれほどではないのですが、今現在は物理環境と言うことがあり、攻撃を上げながら防御も上げられるという技は現環境と実にマッチしており、今作から導入されたダイマックスのお陰で体力が倍になるシステムを活かして、耐える回数を増やし、後述するアイテムの弱点保険を発動させて猛火やダイマックス技も合わさって無双状態を整える事が出来ます。

 

 

 

②型紹介

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性格:意地っ張り

特性:猛火

道具:弱点保険

努力値:175-165-97-x-96-169 (H156A92B12D4S228振り)

(※陽気H156A236B12D4S108振りでも可)

技:

・火炎ボール

・跳び膝蹴り

・飛び跳ねる

・ビルドアップ

 


⭐︎努力値調整

H:16n-1

A:余り(ステロ込みH252振りダイマバンギをステロ込みA↑1跳び膝蹴りで確1)

HB: ダイマ時、意地特化ギャラのダイストリーム耐え(晴れ下2耐え)

S:最速100族抜き調整

 


③型説明

ダイマックス無しでも戦えますが、基本ダイマックスした方が活きる事の方が多いです。

エースバーンの様な積み技がない(と思われる)広範囲アタッカーはこちらが死に出しで出された後、数値受けのポケモン(サニーゴ等)やタイプ有利(ドラパルト、ギャラドス、バンギラス等)を後投げされる事が多く、大概はそこで受け切られてしまう事が殆どです。

 


しかし、ビルドアップを交代読みで積む事で先程述べた奴らにもダイマックス込みで勝ち目が出てきます。

更にダイマックス技も積み技に特化したものを採用しており、ダイジェットで高速地帯に一歩届かない素早さをカバーしつつ中速連中のダイジェットに対抗でき、ダイナックルで攻撃力を更に磨きます。

更にダイバーンはタイプ一致で高火力な上、晴れを発動させる為水タイプ技を等倍で受けながら弱点保険を発動させられる為、特殊水タイプ(ミトム等)とも殴り合う事が出来ます。

 


今回は努力値調整は火力を残しつつ、耐久値をガッツリ確保することを目的としており、Sをかなり下げております。しかし、S168になった事で抜かれる様になったメジャーなポケモンは主にアイアント、次点でゲンガーがエースバーンミラーですが、アイアントはそもそものS種族値とタイプ相性のせいで向こうから勝手に逃げてくれますし、ゲンガーやミラーは言う程不利ではなく、ダイジェットを積めば容易に逆転できる相手である為、S切りのデメリットは殆ど感じませんでした。

 

 

 

④対策になりそうだけどならない

・ガラルサニーゴ(黒い霧未所持)

力を吸い取るや鬼火で物理アタッカーの妨害を尽くすガラルサニーゴですが、鬼火は無効で力を吸い取るもビルドアップを積めば最悪Bだけは積む事が出来、PP面においても先に枯れるのはサニーゴ側である為、相手が居座る様であれば最終的にA↑2,3程は確保できます。

 


・後投げ自信過剰ギャラドス、ドラパルト

後投げする時点で積み技かダイマックス技を一撃喰らう事は確定している為そうなればダイマックスされても打ち合いに負ける事は少ないです。

 


・弱保バンギラス

ダイマしてしまうと格闘技の威力は下がってしまいますが、もしビルドを積んでいればあえて最初に別の技を打ってから、相手のダイロックを敢えて喰らって逆にこちらの弱点保険を発動させる戦法が取れます。

 

 

 

⑤苦手な相手

・ドヒドイデ

上記の技構成なら解散です。ただし、飛び膝蹴りを思念の頭突きに変えた場合、話は別です。PT単位でドヒドイデにキツく、奇襲を仕掛けたい場合は大有りだと思っております。

 


・初手or死に出しダイマドラパルト

もう既にSを上げていればまだ何とかなるのですがそうでない場合、上から先にダイドラグーンを打たれてAが下がる為打ち合いに負けてしまいます。

 


・威嚇ギャラドス

自信過剰ギャラはそこまで脅威ではないのですが、威嚇持ちによってこちらのAが下がってしまうとこれまた殴り合いに負けてしまう可能性があります。

 


・ダイマミトム

ダイマックス時の1番の有効打がダイナックルか半減のダイバーンな為、殴り合いの最中に弱点保険を発動できてもダイマックス時の耐久を崩すのは難しい為、弱点保険を発動させつつ、相手のダイマックス切れまで時間を稼ぐ必要があります。

 

・天然ヌオー

あの天然顔には勝てない。脱兎の如く逃げろ

 

 

 

⑥使用感

自分の初期の相棒だったゴウカザルが同様だったのですが、広範囲高速アタッカーは基本的に相手の交代を促しやすい為、交代読みの積み技がかなり刺さる様に感じました。

積みエースと疑われにくい点も良くダイマックスのお陰で積みながら殴り、出落ちする事が減ったお陰で3タテする事も少なくありませんでした。

PTにギャラドスやトゲキッス等のもっと明確な積みエースがいれば尚、相手の意表を突く隠れ蓑として活躍してくれると思いました。

 

 

⑦最後に

いかがだったでしょうか?

今回は環境初期の初期である事と、時間がなかったにもかかわらず自身が思いついた形跡を残したかったと言う事で拙い単体考察となってしまいましたが、少しでもビルドエースバーンの可能性を感じていただけたらと願っております。

今現在は3桁台の順位を彷徨っていますが、S1の終わりまでには好成績を叩き出し、改めてしっかりとした考察記事を出したいと思っております。

ここまで読んでいただきありがとうございました