ゴウカザル復活祭!猿ガブ構築SV(最終473位、レート2007)
閲覧いただきありがとうございます。テラファミリーの主のテラと申します。
今期より4年ぶりに相棒のゴウカザルが復帰したと言うことでコレはガチで潜らねばという事で本気でランクマに挑み、ゴウカザルを使って初の、そしてSVに置いて初のレート2000突破を達成しました。
シンオウ御三家は色々技が与えられたと言う事で話題になっていますが、正直ゴウカザルは既に技豊富だった為3人の中では一番恩恵が薄いと感じていましたが、その中でもどこまで戦えるか色々技をカスタムしていった為その詳細をここに記載させていただきます。
☟最終順位&レート (473位, レート2007)
①構築紹介
まず猿ガブは相棒枠な為確定。
次にこの2匹が苦手な高速AT勢(パオカミツツミ)を最低限受けれて、且つ欠伸ステロで相手にサイクルを強制させることが出来るエンペルトを採用。
次にPTに一貫がある地面を全体的にナーフできるグラスフィールドを張れ、今回採用した誰とも最低限の相性補完があり、サイクルを回しやすいゴリランダーを採用。
次に相手の初手起点作成要員や火力の低い受けループを逆に起点にできるレイスポス。
最後に現状PTを壊滅することが出来る高火力物理エース(ラオス、カイリュー等)を受けれて且つ、麻痺を撒き羽休めで粘ることのできるサンダーを採用しました。
②単体紹介
悟空(ゴウカザル)@襷(闘T)
特性:猛火
実数値:151/x/92/156/91/176 (臆病 CS252 B4)
技構成:大文字/気合玉/真空波/アンコール
<調整>
C: 闘T気合玉が無振り水ラオスを確1(テラス無し気合玉+真空波もOK)
猛火大文字が等倍テラスパオジアンを確1
気合玉でH振りヘイラッシャを超高乱2(91.7%)
HB: 陽気水ラオス(A182)の水流連打を闘Tで超高乱耐え(99.8%)
襷特殊対面処理枠
ステロを撒いて来そうな相手やAキュウコンに対しては先発で投げアンコールで縛り、そうでない相手にはラストに取っておく立ち回りが強かった。
四災、ウーラオス、赫月ガチグマ、テツノツツミ、アーマーガア、ヘイラッシャ等がいるPTに強く、タイプ上は環境的にも悪くなくゴリラやサンダーと組ませてサイクルを回すこともできた。
…だが、火力不足を補うために高火力命中不安技を採用せざるを得ないのは懸念事項であり、そこを解決できなかったのは反省点でした。
ですが
ですが2000チャレンジとなる試合で水ラオス、赫月ガチグマ、アーマーガアに対してラストに残した猿が3タテをかまして勝利したりもしたので襷特殊型で良かったと思う反面、改善点も見つけられそうだと感じました
カリブ(ガブリアス)@鉢巻(妖T)
特性:鮫肌
実数値:189/173/117/x/123/154 (意地 H44 A60 B12 D140 S252)
技構成:地震/逆鱗/テラバ妖/岩封
<調整>
HB- 陽気イダイトウ♂(A164)の適応力最大墓参り確定耐え
意地カイリュー(A204)の無T神速2耐え
HD- 臆病カミ(C187)ムンフォ高乱数耐え(87.5%)
控えめ赫月(C205)のブラッドムーン+真空波確定耐え
A- H振り赫月を地震で高乱2(85.5%)
無振りイダイトウ♂を逆鱗で確1
破壊神鉢巻エース
今期ぶっちぎりのエースであり且つ自信作のガブ調整である。周りでサイクルを回しつつ一気にスイープをすることもできれば、初手に出して予想外の破壊力で相手の作戦を崩すことも可能。
DLCでスケショが復活したこともあり、大半の人がガブを剣舞型や古来の耐久ステロ撒きとして採用していた事もあり、妖T鉢巻型は全くと言って良いほど読まれなかった。更に後述するステロ欠伸エンペと組ませる事で良い積み偽装になったのも大きいと思われる。
妖Tを採用する事でガブの主力技である地震との相性補完が取れる事の他にも水ラオスをテラバでワンパンできたり、環境に蔓延っていたスケショ使い(ガブ、セグ、カイリュー、トドロクツキ等)を諌める事もできたのでテラスはこれで大正解だったと思います。
調整に関しましては主に対面殴り勝てる相手を増やしたいという事で主に特殊方面に役割対象がいたという事で少し歪な意地ADS振りとしました。Sに関しましては下に最速89-101族がいるにはいたのですが、そいつらは現環境では中速扱いされてると踏み、スカーフ持ちでどの道抜かれてるか耐久に振ってると読み、切ることにしました。他にもその上のポケモン達にも最速ガブ抜きを意識するポケモン達も少なく無かった為(S109-123辺り?)ガブを最速にするメリットは同族対決以外無いかなと少なくとも鉢巻型では感じました。
他にも楽しかったのはガブカミ対面でこちらは相手の臆病ムンフォを高乱数耐え調整をしているお陰でテラスを切らずとも地震で居座る選択ができる中、相手目線はガブがテラスを切らないといけない読み電磁波をうち、勝手に鉢巻地震で自滅するムーブがかなり多かったのが個人的に面白かったです。(Sブーストカミの3−4割はマジで電磁波打ってきて無償突破ができました)
プリンス(エンペルト)@残飯(妖T)
特性:勝ち気
実数値:191/x/145/132/129/81 (図太い H252 B188 C4 D60 S4)
技構成:ラスカノ/冷ビ/欠伸/ステロ
<調整>
HB: 意地カイリュー(A204)のA↑1地震確定耐え
意地パオ(A189)の電Tテラバ確定耐え
HD: 控えめ赫月(C205)の大地最高乱数切り耐え
カミツツミパオに強めのステロ欠伸撒き。
この上記の点だけで他のステロ撒きと差別化としては充分で、最低限相手と殴りあえる性能を持っていたのも私と相性が良かった点の一つです。(主は基本火力が出せない子を使うのが苦手です)
冷ビの枠は元々新規習得したクイタンだったのですが、先程述べた通り私自身が火力を出せない技を使うのが苦手なのと、PTでテラス切らずにカイリューしばくルートが少ないのが気になったのでカイリューメタで入れてみたところ、ステロ撒きエンペの冷ビは全く読まれず相当数のカイリューを仕留めることに成功しました。
技構成と調整自体は文句なかったのですが、持ち物に関しては残飯の他にも地面耐性をもてる風船もアリかと思いました。テラスに関してはあまり切ることがないので適当に相性補完が取れる妖Tにしましたが、終盤眼鏡イーユイに死ぬ程当たり、眼鏡オバヒでワンパンされる事が多かったので(それはそれで後続の起点にできたりしたから悪くはないのですが)水Tなどもアリなのかなとは思いました。
シーザー(ゴリランダー)@チョッキ(岩T)
特性:グラスメイカー
実数値:193/194/111/x/91/119
技構成:グラスラ/ドラアタ/叩き/テラバ岩
<調整>
S- S↓1最速110族抜き
H- 16n+1
PT全体に地震デバフ+回復を撒く物理サイクルポケモン。
弱体化されたとはいえグラスラの先制技としての威力は未だトップクラスであり、相手への牽制力は未だ健在でした。PT全体で水タイプや水テラスへの打点が少なかったのもコイツでカバーしたりという場面も少なくはなかったです。
チョッキを持っているとはいえ何度も受け出しができる程の特殊耐久はないのですが、それでも臆病カミのムンフォを2回耐えたり、眼鏡ツツミのフリドラを耐えれるだけの火力は持ち合わせていました。
岩Tは主に後出ししてきた炎オーガポンやカイリューを諌める為に仕込んでおり、対面上は強かったりしたのですが、本来の役割である水技を受けれなくなる為テラスを切るタイミングはよく考える必要がありました。
余談ですがゴリラを採用するとガブとの相性悪いのではと言う懸念がありましたが、ゴリラ+@1でサイクルを回して相手を疲弊させてからガブにパスするとそのタイミングではフィールドが切れてる事が多かったので言う程ガブを回すのにおいてゴリラが邪魔という展開はありませんでした。
レイス(レイスポス)@隠密(妖T)
特性:黒の嘶き
実数値:191/x/104/166/102/190 (臆病 H124 B180 C4 D12 S180)
技構成:シャドボ/ドレキッス/挑発/瞑想
<調整>
HB- 陽気炎ポン(A172)の草分け+棍棒確定耐え
陽気パオ(A172)の鉢巻氷柱確定耐え
HD- 臆病ツツミ(C176)の眼鏡ドロポン確定耐え
S- 最速120族抜き、準速135族+3
対小細工特化隠密挑発瞑想型
隠密マントを持たせて、更に挑発を仕込むことで相手の起点作成要員や受けルの戦術を徹底的に完封する型です。
刺さる相手には徹底的に刺さり、更にはある程度普通の構築の相手とも殴り合う性能があり、最悪自分がエンペの欠伸ステロで起点を作って貰い、無双するルートを取ることができたのでかなり強かったです。
尚同じ事をできるポケモンとしてハバタクカミがいるのですが、こちらは物理耐久の高さ、読まれにくさ、そして鋼弱点の有無で差別化させていただきました。(後、シンプルに主が愛着無い厨ポケ使うの好きじゃない)
個人的にはガブの次に3タテすることが多い第2のエースとなりました。
カロン(サンダー)@オボン(水T)
特性:静電気
実数値:197/x/148/146/112/121 (図太い H252 B236 C4 D12 S4)
技構成:ボルチェン/暴風/電磁波/羽休め
<調整>
調整忘れてしまったのですが、D12振りには意味があったのは覚えていますorz
耐性優秀な麻痺撒きクッション。
ラオスをどちらの姿でもある程度受ける事ができ、電磁波を相手PTにばら撒く事ができる超優秀なクッションでした。地面無効飛行半減という耐性も実に優秀でゴリラ同様にPTの苦手範囲をカバーできるサイクルピースでした。流石元ガラルの覇者
持ち物は最初ゴツメにしていたのですがあまり恩恵を感じる事ができず、それなら相手の計算を狂わす事ができるオボンの方が刺さるなという場面がかなり多かった為持ち物はこれで正解でした。
テラスも元の耐性が優秀で使う事は少なかったのであまり気にならなかったのですが、水ラオスの水流連打や炎ポンの蔦棍棒で倒れてしまうというタイミングで一回耐えれるようにできる水テラスの採用となりました。
③最後に
ここまで閲覧いただきありがとうございました。
4年ぶりの相棒とのランクマでしたが、当時以上の戦績を叩き出すことができて私達としては満足行く出だしとなりました。
ですが、構築記事などをまとめるとやはり改善点はいくつか出てきたものなのでまた猿ガブの良い型を見つけられるよう模索していこうと思います。
また対戦することがあればその時はよろしくお願いします!