⓪はじめに
閲覧いただきありがとうございます。
今回は久々のスタンダードルール下のランクマという事でしたので、今回からちゃんと勝つ為の構築の組み方を覚えたいという事で私たちの好む対面構築を組んでみました。
今まで最高19帯は何度も言ってたものの、最終で落ちていった事が多かったため久々にしっかり19帯で終われたので自分の構築の整理の為に記事にしてみましたので良ければ読んでいただけると幸いです。
①構築メンバー採用経緯(採用順番)
・エースバーン
相棒枠だから
対面力が強いが、それ以上に相手側がしっかり対策していることが多い。
逆に言えば相手のサンダー+カバランドウオノラ水ウーラオスを呼びやすい事を利用できる構築を作る事を意識して、残りをエスバで対応出来るよう心掛けました。
・ガブリアス
相棒枠だから(パート2)
純粋に対面力が強く、剣舞後のスイーパー力はHBポリ2、ミミッキュ、天然ポケ以外では止められず、上記のメンバーはヌオー以外はエスバが有利取れる事が多かったです。
因みにガブリアスはサンダーに強いという人が多いですが、私個人的には電気抜群、若しくは飛行半減のポケモンと組んで初めてサンダーへの強みが活かせると思いました。
・サンダー
ガブエスバの相方として相性が良く、クッションからのアッキ発動だったり怪電波ばら撒きによる要塞ムーブ、ダイジェット後の上からの制圧力、怪電波や静電気放電による起点作成までどの役割を与えても強い。
エスバサンダーの並びでは岩、地面タイプが、ガブサンダーの並びでは氷、ドラゴン、フェアリー技の一環が気になった為、ラス1はそこを対応できるメンバーを選出しました。
・アシレーヌ
氷、ドラゴン技を受けれて、ダイマによるタイマン力が強い
怪電波サンダーとミミッキュ、ナットレイ以外には雑に初手ダイマ切っても最低限は絶対に荒らせる上に後続が相手のダイマをカバーできるよう選出すれば割とeasy-winが取れる
・ナットレイ
水の一貫を切る為のメンバー。更に耐久あって鈍足で下から格闘技を打てることで熱風切りサンダーも見れることからポリ2サンダーにも弱くない受けという事で採用
・ミミッキュ
最後に入ってきたものの、対ドラゴン(ドラパ、カイリュー、アゴ等)、アッキ瞑想エスパー勢とPTの苦手な耐久ポケモン殺し
②型紹介
ブレイズ(エースバーン) @拘りスカーフ
【特性】リベロ
【実数値】155/184/95/x/96/171 (AS252 D4)
【調整】
準速AS(S↑2準速75族抜き、スカーフ最速103族抜き)
大アタック+巨大火球+玉ダメで無振りダイマサンダーを高乱数撃破(約75%)
高速スカーフタイマン兼用型
PTがエスバ以上の速さの高速エースに弱そうに見せかける事で初手にフェロ、アゴ、コケコを先発に呼び寄せて、そいつらを返り討ちにする事を狙いとしました。
技の採用理由は以下の通りです
火炎ボール:ダイマ時最大火力、対ナット、カグヤ、ミミッキュ、ブリザポス等
跳び膝蹴り:ダイナックル用、対ポリ2
ギガインパクト:ダイアタック用。相手のジェットエースを止める為
思念の頭突き:対アゴ、フェロ、ドヒド、スカーフ水ラオス用。フェロは襷を持ってる事が多いので一度は耐えられるのですが、その後のインファ+フェイントをエスパータイプに変化する事で意地特化でも耐えることができます。
スカーフ持ちでも1匹倒した後や、相手の交換後に無理矢理ダイマを切る事も多かったです。技的にはスカーフ持って高速エースを仕留める時用の技、ダイマ時のタイマン用の技、その双方として理想の技構成にできたのではと思いました。
強いて言うならコケコやスカーフレヒレを意識するならギガインパクトをダストにするのも手だと思いましたが、ダイマサンダーやカイリューとのタイマンする機会もそこそこ多かった為、コケコレヒレは後述するナットにお任せする事にしました。
カリブ(ガブリアス) @ラム
【特性】鮫肌
【実数値】185/169/116/x/117/169 (H12 A132 B4 D92 S252)
【調整】
A- H252振りブリザポスをA+2ダイバーンで超高乱1(15/16)
HB- 意地ドラパ(A189)の玉ドラグーン(130)ダイマ確定耐え
HD- 臆病サンダー(C177)の玉ジェット最高乱数切り耐え
DL対策
C無振りサンダー(C145)の暴風2耐え
剣舞ラム型
7世代以降ガブリアスがパワー系の戦略に目覚めて、剣舞が忘れられない身体になりました。
だとしても実際技範囲がかなり優秀で一回剣舞積んでダイマできれば止められる事は少ない。
強いて言うならスケイルショットによるS上昇も剣舞のパワーも欲しい場面があるが、どちらか1つしか積めないと引き際を判断する力とどちらを優先すべきか見切る力が必要。
因みにダイマすればタイマン力が上がるが、ダイマしなくても普通に殴り合えるのもまた偉い。
アズラ(アシレーヌ) @イバン
【特性】激流
【実数値】186/x/112/177/137/81 (H244 B140 C116 D4 S4)
【調整】
HB- 陽気カイリュー(A186)の玉ジェット最高乱数切り耐え
意地エスバ(A184)の玉ジェット確定耐え
HD- 控え目アゴ(C194)のヘドウェ確定耐え
初手ダイマイバン型
氷技、ドラゴン技持ちに後出ししやすいが、それ以上にコイツの初手ダイマの暴れ散らし具合がエグい。
そもそもコイツの攻撃を後出しで受けれるのは選出率上位の中ではナット、ドヒド、ハピラキ辺りの受けル御用達特殊受け達くらいなもので、激流と雨の両方が発動してる状態でのカノンはH振りポリ2すらも一撃粉砕する破壊力である。
相手の切り返しのダイマに対してもこちらは堪えるイバンで最後っ屁とは思えない火力の激流カノンをお見舞いできるので対切り返しダイマ性能も優秀です。
因みに対面サンダーに関しては電気技より飛行技の方が通りが良いと思われることが多く、大概はダイマしてジェット打つか、怪電波で様子見するか、拘り持ちがボルチェン打ってくるかなので(眼鏡持ちでも臆病なら確定で耐える)ダイマしなくても初手対面は普通に生き残る事が殆で、寧ろ堪えるを使わずともイバン圏内に入れてくれてイバンを読まれずに反撃出来ることも少なく無いです。
最初はほぼHCブッパでカノンの威力を出来るだけ高めようと思ったのですが、主にダイマエスバやカイリューとダイマの殴り合いをする時に確2を取られることが多かった為、その辺りを意識してCを削って、ある程度Bに振る事で2耐え範囲を広げ、堪えるを見せずに予想外のイバンを発動させる事ができました。
アボカド(ナットレイ) @残飯
【特性】鉄の棘
【実数値】181/115/200/x/137/41 (H252 A4 B244 D4 S4)
【調整】
ほぼHBぶっぱ
腕白鉄壁ボディプレス型
長年『鈍足ポケモン使えない病』のせいで使い方に困っていた子だが、今回今までの中で1番しっくりくる戦法にたどり着いて、それがHB鉄壁ボディプレス型でした。
鉄壁、ボディプレス、宿木まで確定で、ラス1には現段階でPTがキツいヌオーに大ダメージを与えられるのと、ダイソウゲンで回復量を増やせるという事でパワーウィップを採用しました。
尚、特殊方面もサンダーですら熱風と身代を所持していなかったら宿木とダイマを組み合わせる事で見る事が出来たりしました。
結果ジャイロを切った型となりましたが、こうなると最遅にする理由が無い為、性格腕白SV採用でナットミラーやトリルATブリザポスの上から動けるようにしました。
パンドーラ(ミミッキュ) @命玉
【特性】化けの皮
【実数値】131/142/100/x/125/162 (AS252 H4)
【調整】
ASぶっぱ
AS命玉剣舞型
タイマン性能のテンプレ
同じ剣舞要員としてガブリアスがいますが、こちらは影打ちによる先制の制圧力と、ガブが見るのが難しいアッキ持ち瞑想エスパー勢等をダイホロウでB下げる事で無理矢理突破したり出来る点で差別化しております。
後は何より化けの皮がタイマン構築においては何よりも最強の切り札でした。
カロン(サンダー) @アッキ
【特性】静電気
【実数値】197/x/149/146/111/121 (H252 B244 C4 D4 S4)
【調整】
ほぼHBぶっぱ
HBアッキ怪電波型
タイマン受けの要塞
怪電波の強さとサンダーの要塞性能を最大限活かしたクッション兼詰ませ役。
大概のポケモンに対して安定行動の選択肢があり、サンダー対策のポケモン(ドサイドン等)の選出を無理強いさせられるのが強かったです。
相手の初手ダイマに対しては物理ならアッキ発動させてからの羽休め、特殊なら怪電波からの羽休めで最も容易く受け流せる所をみると現環境最強の由縁が実感できました。
③主な選出
[基本選出]
サンダー+ガブリアス+@1
初手サンダーの怪電波で相手の特殊にデバフをかけてガブの起点を作るか、初手サンダーで荒らした後にガブと@1で残党処理をする
[フェロ、アゴ、スカーフダルマ等高速エース入りPT]
エースバーン+@2
PTが初手高速エースで来る事を読んで、そいつらを返り討ちにして数的有利を取ってから1-1取る立ち回りを意識していく
[水の通りが良く、且つ受けルでないPT]
アシレーヌ+ガブ+@1
初手ダイマアシレーヌで大暴れしてからイバンカノンや滅びで最後っぺを食らわせてから1-1取る立ち回りを意識していく
[砂ドリュ軸、ウオノラ、ドラパ、ミミッキュ意識選出]
ナット+エスバorアシレ+ガブorミミッキュ
相手のエースが鉄壁ナットで止まりやすそうだなと踏んだ際にはナットが苦手な相手を残り2匹で処理してからナットの鉄壁を通していく
④成績
レート1901、最終566位
⑤最後に
いかがでしょうか?
今回は好みのメンバーというより、純粋にうちのメンバーの中で対面性能が最も高いメンバーを厳選した為、今までの中で一番ガチ度は高かったのですが、お陰で一番勝ちルートが明確に理解出来たのがデカかったなと感じました。
最近はポケモンで勝つのが難しくなってきたと感じましたのでこの感覚を忘れないように暫くは最低でも最終19を維持しつつ、2度目の20を目指していきたいなと思います。
ここまで閲覧いただきありがとうございました。