⓪はじめに
閲覧いただき有難うございます。
今回は相棒枠のゴウカザルとエース枠のガブリアスを軸にSM初の目標だったレート1900突破PTという事を記念してs4にてやりくりした構築を公開させてもらいます
(最高レート達成時のスクショに失敗してしまい、その1試合前のスクショとなりますorz...)
①構築紹介
今回は先述した2名をメインアタッカーとして活躍させたいと思った際に厄介に思ったのがスカーフアタッカーだったというわけです。
そこで、今回は先鋒たちで相手の素早さをそぎ落とし、アタッカーで無双する戦術の使用に辿りつきました。
②メンバー紹介
【性格】無邪気
【特性】猛火
【実数値】151/131/91/150/81/176 (A52 C204 S252振り)
【技】オーバーヒート/インファイト/目覚めるパワー氷/猫騙し
【調整】
オバヒ→H252振り盾ガルドが確1
→H252D164までのテッカグヤが確1
→無振りコケコが確1
インファ→ASメガガルが確1
→HAメガガルが猫騙し込みで確1
めざ氷→ASガブが猫騙し込みで確1
→ASメガマンダが高乱1(87.5%)
→H252振りグライオンが確1
→H4振りカイリューが猫騙し込みで高乱1(93.8%) (H振りは無理ですw)
言わずと知れた自分の相棒です。
今回は目覚めるパワー氷と猫騙しを搭載したサイクル戦向けのアタッカーとして連れてきました。
エースのカリブ(ガブリアス)が苦手とする氷の礫持ちのマンムーやパルシェン、逆鱗が効かないするテッカグヤやギルガルド、カプ・ブルル、その他メガガル、襷ガブorガッサに強く、サイクル戦のメインアタッカーを倒していく役を買っています。
また、後術するねばねばネットか電磁波が撒かれていれば、スカーフドリュやガブ、カプ・コケコ、サザングロス、メガルカリオ、ゲッコウガ等も役割対象に組み込めます。
【キーポイント】
猫騙しを搭載することで...
・襷潰しができる(ガッサやガブ、マルスケカイリューも含まれる)
・他のポケモンが撒いた状態異常ダメ稼ぎ、相手の追い風や壁、トリルの時間稼ぎが可
・有利対面で相手が居座るか交代するかで型を絞る
カリブ(ガブリアス♂) @龍Z
【性格】陽気
【特性】鮫肌
【実数値】183/182/115/77/106/169 (AS極振り)
【技】逆鱗/地震/身代わり/剣の舞
ウチのエースポケモン。悟空(ゴウカザル)と組ませる事が何かと多い子です。氷、鋼タイプが少なければ、先発に相手全体の素早さを殺して貰い、積み構築によるメインアタッカーの役を買っています。
【キーポイント】
岩技を捨て、身代わりを仕込んだことにより、状態異常への耐性強化、更にトリルや砂戦法の時間稼ぎ、あわよくば麻痺の試行回数を稼ぐのに役立ちます。故に最近増えがちな受けルに対しては鉄壁ムドー以外に有利が突けます。
今回の目玉である龍Zでありますが、剣舞を一度積めば等倍相手であれば一撃で仕留められない相手はHB特化のクレセリアとポリゴン2のみとなります(それでも25-50%あたりの乱数で落ちる為倒せる可能性もあるうえ、多少削ってあれば確定で落ちます)
しかし、その一発限りの強力技故、読まれてフェアリータイプに交代されることも多かったのですが、その交代するか否かを様子見するために身代わりが役に立ちます。
レイス (ゲンガー♀) @メガ石
【性格】臆病
【特性】浮遊→影踏み
【実数値】135/80/81→101/182→222/95→115/178→200 (CS極振り)
【技】シャドーボール/ヘドロ爆弾/凍える風/道連れ
ウチの歴代メンバー内のダークホースです。PT全体の超、霊技の一貫性を敢えて活かし、コイツで上から叩きます。
【キーポイント】
ミミッキュも最速個体であればシャドクロを確定耐えする為、化けの皮が剝がれていれば倒す事が可能です。
コイツの対策としてスカーフテテフや龍舞メガマンダを採用して上から殴る戦法を取ろうとする方も多いですが、デンチュラのねばネットと組ませることでスカーフテテフの上が取れ、メガマンダは対面で凍える風を打てばAS個体であれば超高乱数(93.8%)で倒せ、仮に耐えられても龍の舞を相手が選択していた場合、凍える風の素早さ下降効果と打ち消し、再び上が取れます。
スパイダー (デンチュラ♂) @気合の襷
【性格】臆病
【特性】複眼
【実数値】145/81/80/149/81/176 (CS極振り)
【技】エレキネット/ねばねばネット/電磁波/目覚めるパワー氷
素早さ絶対殺すマンにして、このPTの肝です。悟空(ゴウカザル)やカリブ(ガブリアス)が後続全員に先手を取るためにねばねばネットにより地に足の着くSの高いアタッカーやスカーフ持ちを封殺、そうで無い飛行タイプや浮遊持ちにはエレキネット、更に電磁波により、リザのニトロチャージやマンダの龍舞対策として搭載しました。
更に複眼により、エレキネットも電磁波も100%当たります
コイツは素早いポケモンに親でも殺されたのか?...
ラスト1枠は電磁波の効かない地面タイプや霊獣ボルトロスに有効打を持てる目覚めるパワー氷を採用しましたが、火力はショボい為、無振りガブがようやく確2ラインです。
まぁ、コイツは相手を倒す役割は持っていないため、牽制程度になれば良しです
【キーポイント】
基本的な立ち回りとしてはまず先発に出し、こちらが素早ければ即ねばねばネット、相手が早ければエレキネットか電磁波を打ち込んでからねばねばネットを打ちます。
エレキネットと電磁波の優先順位としてはエレキネットのがお勧めです。身代わりや先手の挑発、ラムの実の影響を受けず、確実に素早さを落とせるためです。
あと、テテフがいた場合コイツの先発は確定です
何故ならスカーフテテフだった場合後続がデンチュラでネット撒くなり麻痺撒くなりしなければ後続が全滅するからです。
「欠陥構築じゃねぇか」...と言うコメントは無しでお願いします...今回は受け回すガン無視で、上から叩く事がコンセプトなので
グレムリン (メガフシギバナ♂) @メガ石
【性格】図太い
【特性】葉緑素→厚い脂肪
【実数値】187/87→103/127→171/124→146/128→148/108 (H252 B100 C32 D60 S64振り)
【技】ギガドレイン/ヘドロ爆弾/目覚めるパワー炎/光合成
【調整】
HB - A特化ガブの逆鱗が高乱数2耐え(98.8%)
- A特化ミミッキュのA2段階霊Z(シャドクロ)確定耐え
HD - C特化メガルカリオのラスターカノンが最大乱数以外2耐え(99.7%)
臆病CS霊獣ボルトロスのサイコキネシスが高乱数2耐え(92.6%)
S - 4振りミトム抜き
C - ヘド爆でH252カプ・レヒレ確2
めざ炎で無振りメガルカリオ確2
悟空(ゴウカザル)とカリブ(ガブリアス)が苦手目な水・地面・電気・フェアリーに有利が取れるHBベースの耐久アタッカーです。
火力も耐久も回復手段も揃えており、サイクル戦を仕掛けるには最適なメンバーの一人ですが、最近有利だったランドやギャラ、他にはカイリューやウルガモスの飛行Zという奇襲策で落とされる事もあったので、その辺りの見極めは大事です
それと、ミトム4振り抜き調整をしたものの、先手を取れた例が殆ど無かったため、素早さを削って耐久か火力に振り分けても良いかもしれないです。
めざ炎の枠は地震と悩みましたが、地震を打つ相手がドランとゲンガーなのに対して、めざ炎の役割対象はハッサムやナットレイ、テッカグヤであり、今回はPT単位で重めな後者の処理を優先してもらいました。
カーラ(ギャラドス♀) @広角レンズ
【性格】腕白
【特性】威嚇
【実数値】201/146/143/72/121/103 (H244 A4 B244 D4 S12)
【技】滝登り/ドラゴンテール/挑発/電磁波
【調整】
H-B 威嚇込みのメガボーマンダのA特化捨て身タックル2耐え
威嚇込みのメガリザードンXの逆鱗2耐え
(威嚇無し)メガバシャーモの陽気A252振り雷パンチを確定耐え
(威嚇無し)A特化ドリュウズの岩雪崩2耐え=剣舞1積み岩雪崩確定耐え
H-D メガリザYのC特化ソラビを超高乱数2耐え(95.3%)
サザンドラの臆病C252振り流星群を下降補正込みで2耐え=眼鏡流星群確定耐え
S - 最速ラッキー抜き調整
電磁波込みで135族(メガミミロップ等)抜き調整
前もって言います。カーラ婆さん、今回の過労死枠でありながら、大戦犯枠です。
バシャ、カバドリュ、メガマンダ、ランド、メガリザX、メガルカリオ等の強力な炎、地面、格闘、龍の物理AT受け兼、後続への麻痺撒きサポーター。
物理耐久方面は威嚇を含めば実数値(201-214)と言うHB特化クレセリア(226-200)に匹敵する耐久値に加え、炎、格闘、地面、水、虫、鋼に対する耐性の多さを兼ね備えています。
ですが特殊方面も元々の数値が高いばかりに負けておらず、調整欄で記載した通り、メガリザYのC特化ソラビなら超高乱数で二回耐えます。
【キーポイント】
今回の奇策技ドラゴンテール採用の経緯ですが、氷の牙を使ってもガブリアスやメガボーマンダ等の4倍弱点勢に打ち負けてしまう上、メガマンダが羽休めを持っていた場合、挑発を持っていても素早さで負けてる為、多少の起点にされてしまいます。
故に襷潰し兼起点回避技としてドラゴンテール採用に至りました。
吠えるとの差異点ですが...
<吠える>
・フェアリーに無効化されない
・身代わり、守るを貫通できる
<ドラゴンテール>
・襷持ちを潰すことが可能
・挑発の影響を受けない
個人的にはギャラは物理受けにせよ、龍舞型にせよ挑発を受けやすい印象が強いのと、PTにステロ撒きがいないため、ガブ等の全員一撃粉砕の無双環境を整える為に厄介な襷持ちを潰す為にドラテを選びました。
それにメガマンダが身代わりを張ることが多かったのですが、ドラテなら充分に身代わりを剥がすことが出来る為(威嚇入れられたら無理なので注意)、そこまで身代わりを張られることへのデメリットは感じませんでしたね。
更に持ち物広角レンズ
マイナーすぎて効果を忘れている方へ説明すると、"技の命中率が10%アップ"です
何故そのようなショボいアイテムを採用したかという疑問ですが理由は簡単です...
コイツが電磁波やドラテ(90%)をバカスカ外すからです(泣)
広角レンズ採用前は10試合選出したとして、そのうち8試合は何れかを外して負けるか、或いは負けかけました。だから貴方の呼び名いつまでもカーラBB)ry
そこで対策として広角レンズで電磁波とドラテの命中率を99%までに引きあげました。1%?引いたら刺身にすると忠告しましたよ?^^
しかし、なら何故フォーカスレンズ(後攻時命中率1.2倍)で確実に当たるようにしないんだという疑問がありそうですよね?
実はフォーカスレンズの後攻判定は特性アナライズ等と違い、交代時には発動しないのです
故に交代相手に電磁波を入れ損ねるというリスクを減らすために広角レンズをさいようしました。
まぁ、そんなリスク心配ない方は普通にゴツゴツメットかオボンの実を採用して確定数をズラしましょう
③選出パターン
・デンチュラ+ギャラドス+ガブリアス
積み無双戦向けの選出です。
デンチュラを先発に出して、ネットを張り、相手を起点にできそうなら即ガブを、そうでないならギャラで威嚇や麻痺撒きをしてもらいより良い起点を作ってもらい、ガブで三タテする。
・ゴウカザル+メガフシギバナ+ギャラドス
サイクル戦向けの選出です。
相性補完の優れているメガバナとギャラドスのコンビで相手を受けまわし、ゴウカザルで残りを一掃するパターンです。
ゴウカザルの猫騙しやメガバナの光合成やバナギャラの受け回し相性の良さからトリルや追い風、天候構築等とターン制限のある相手の戦略に対する時間稼ぎが十分にできるメンバーです。
ガブリアスで無双できなそうなPT相手(氷と鋼が多めな2、3体以上入っている時、カバドリュ構築、トリル構築)によく選出していました。
・デンチュラ+メガゲンガー+(ガブリアスorギャラドス)
or
カプ系統2体以上&メガマンダがいるパーティに選出。
ゲンガーでメガマンダ倒せると思う人が少ないせいか、凍える風メガゲンが全く警戒されなかった故、上記のPT相手にはよく刺さりましたね。
ネットも張っているのでスカーフテテフやコケコにも安定して上から殴れたので後は後続をラス1で処理するだけであったが、コンセプトとして無双役のガブか、地面の一貫性を切れるギャラを入れることが多かったです。
・ゴウカザル+ガブリアス+メガフシギバナorメガゲンガー+ガブリアス+ギャラドス
or or
全体的に遅めなPT(e.g. ヤーティ等)に選出。
デンチュラの素早さサポートがいらないと感じ、徹底的に攻めに転じるケースの選出です。
メガゲンガーとメガフシギバナを両立させるメリットはないので、基本的に上記2パターンに絞れます。
④重めなポケモン
・スカーフサザンドラ+メガメタグロス
サザンドラもメガ前メタグロスもねばねばネットの影響を受けないため、エース枠であるゴウカザルもガブリアスも麻痺がないと勝てない
故にいかに双方に麻痺を入れるかと言った勝負でした
・HB特化ポリゴン2orクレセリア
エース枠のガブの剣舞1積み龍Z逆鱗を乱数で耐える二匹です。
しかも龍Zを他のポケモンでスかされるとさらに剣舞を積まないと勝ち目がなくなるので安易に龍Zを打てないのが悩みどころでした
・HS陽気身代わり龍舞羽休めメガボーマンダ
対策はしているので倒す手段はいくらかありましたが、詰めを誤ると一気に蹂躙されるので気は抜けなかったのが厄介でした。
・殻破パルシェン
タイマンで有利なメンバーはいくらかいましたが、受け出しは出来ないので要注意メンバーの一人でした
⑤各個戦績
勝利数 | 試合数 | 勝率 | 選出率 | |
悟空 | 38 | 56 | 0.6785714286 | 0.35 |
カリブ | 73 | 110 | 0.6636363636 | 0.6875 |
レイス | 44 | 75 | 0.5866666667 | 0.46875 |
スパイダー | 40 | 74 | 0.5405405405 | 0.4625 |
グレムリン | 37 | 55 | 0.6727272727 | 0.34375 |
カーラ | 50 | 110 | 0.4545454545 | 0.6875 |
総合戦績 | 94 | 160 | 0.5875 |
全体的には勝率6割を切ってしまったのは少し残念だったので、来期は勝率6割以上をキープしてレート1900を超えたいですね。
やはりエース枠であるガブリアス、そして選出機会が少なくとも、役割対象がハッキリしていたゴウカザルとメガフシギバナは勝率がずば抜けていましたね。
この3人が刺さりめな相手には安定して勝てることが多かったので。
反面、ギャラドスはPT単位で過労死する程選出する機会は多かったのですが、先述した通り急所当たったり、追加効果引きまくったりと、受けの役割にあるまじき大戦犯だったので勝率はここでガクンと落とされましたね...
⑥最後に
今回は自分といえばなポケモンで目標だったレート最高記録の更新が出来たのでまずは第一関門突破といった感じですかね
来シーズンは真新しいメンバーで更にレート記録を更新していきたいと思います!