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⓪はじめに
閲覧いただきありがとうございます。
今回も変わらず猿ガブ軸ネット構築を使わせてもらいます。
と言うわけで今期も今期でレート2000を目指して対戦していたのですが、またもや目標を達成することは出来ませんでした...(20突破まで他の構築使わない宣言してから早1年近くが経とうとしています)
今期は過去最高の試合数である700試合越えのシーズンとなり今まで以上に力を入れていたのですが、1900を突破してから600試合ほど殆ど18帯から抜けずにいました。
※最高レートの時の写真です。
①構築紹介
いつもの猿ガブにねばねばネット撒き要因のデンチュラ、水枠のギャラドスをまず採用しました。そして前回のバージョンで採用したメガクチートの対耐久水性能とエース枠のガブリアスとの相性の良さを買って、彼も続投しました。
最後の1枠はやはりPT全体の水の通りの良さを防ぐのと、PT全体的に呪いカビゴンに対する対抗策が必須と感じて採用したのがジュナイパーとなりました。
②メンバー紹介
孫悟空 (ゴウカザル♂) @命の玉
【性格】せっかち
【特性】猛火
【実数値】151/126/81/155/91/176 (A12 C244 S252振り)
【技】オーバーヒート/岩石封じ⇒ダストシュート/目覚めるパワー氷/猫騙し
【調整】
S - 最速
C - H4振りメガマンダをめざ氷で確1
H4振り霊獣ランドを猫騙し+めざ氷で確1
H252振りガルドをオバヒで確1
H252振りサンダーをオバヒ2発(下降補正込み)で撃破
A - B4振りメガリザYが岩封で最高乱数以外乱1
- H252振りレヒレを確2(63.2-75.1%)⇐最高乱数以外混乱実発動せず
インファを捨てたねばネット無し選出下エース
前期のスカーフアタッカーは高速アタッカーへの奇襲性が良かったのですが、やはりゴウカザルは火力と柔軟さをウリにしたいという事で今回は一番しっくり来ている命の玉アタッカーとしました。
命の玉持ちのゴウカザルに置いて私個人が現環境に置いて絶対に抑えておきたい4つの役割が
・対襷持ち先発(ランド、ガブ、ガッサ、マンムー等)
・対ガルド(&メガガル)性能
・対ランドナット性能
・対準速マンダ性能
だったのですが、対襷持ちを意識する時点で猫騙しは確定。
物理ばかりの私のPTで特殊の最大級の打点となり、H252振りガルドをワンパンする為にオーバーヒートも確定。
目覚めるパワー氷は猫騙し持ちではセットで持ってるイメージが高い為読まれる可能性もありますがこれが無いとランドやマンダに返り討ちにあってしまう為、これも確定。
最後の枠は同じタイプ一致高火力技のインファイトを入れるのが無難なのですが、当てたい相手がメガガル、マンムー、バンギ、ドランしかおらず(HBポリ2は耐えられ粘られる、HBカビゴンは呪い混乱実で受け回されるという悲劇)、そいつらには対面逃げられる事が多かった為、今回はサブウェポンをもう一つ搭載して役割破壊の範囲を広げる戦術を選びました。
S14前期では、対リザガッサ、マンダガモス対策と、後続ATへのSサポートの為に岩石封じを搭載していましたが、後期は異常に増えてきたランドレヒレグロスの並びに対抗すべくダストシュートを搭載しました。ランドの威嚇もあり、全員完全に封じるとまではいきませんでしたが、相手の受けプランを崩して後続で一掃できる程度には削ることが出来ました。特に最近は最速でないメガグロスも増加しており、ゴウカザルでのグロス軸勝率もかなりの物でした。他にも草結びを搭載してHBカバの初手起点作りを防ぐのもアリだと思いました。
(余談ですが、この型のゴウカザルの玉オバヒは猛火無しでもC特化テテフのフィールドサイキネに匹敵する火力を出します)
カリブ(ガブリアス♂) @龍Z
【性格】陽気
【特性】鮫肌
【実数値】185/181/115/77/105/169 (H12 A244 S252)
【技】ドラゴンダイブ/地震/身代わり/剣の舞
【目安】
A →1舞Z逆鱗でHB特化カバルドンが乱1(50%)
H-B →A無振りガルドの影討ちを身代わり確定耐え
C無振りドヒドイデの熱湯を身代わり確定耐え
A補正あり252振りメガボーマンダの捨て身タックルを確定耐え
A補正あり252振りマンムーの礫高乱1耐え(75%)
ドラゴンダイブを実用化させた先駆者(認定)
私達のガブリアス定番の型です。前構築でも説明はしましたが...
デメリットとしては火力が120から100、命中率も75と不安になる上、龍Zの火力が190から180と僅かに落ちる事によってHBカバやHBクレセが剣舞龍Zで一撃で倒せる確率が乱数になってしまいます。
しかし、それ以上のメリットとしては戦術の選択肢が広がったという点があります。
例えば、従来の逆鱗Zでは逆鱗を選択した場合、逆鱗で技が固定されてしまう為、逆鱗の前に龍Zを消費して地震と逆鱗の択を残すと言った戦法が見せましたが、折角の一撃必殺級のZ技を対面している瀕死寸前の相手では無く、後続に控えている体力満タンの相手に龍Zをぶつけたいと思える対面も少なくありませんでした。
そこで思いついたのが、今回のドラゴンダイブZでした。
ドラゴンダイブは命中と火力を僅かにを犠牲にする代わりに、龍技で固定されず、フェアリータイプの起点になる事もありません。更に対面の瀕死寸前の飛行タイプ等には龍Zを使わずとも普通にドラゴンダイブを使ってから、後続の相手に龍Zをぶつけると言った高火力技を使うタイミングの選択肢が増える事によって試合に置いての択が増えました。
ドラゴンダイブの命中率は75%と威力100には割に合わないレベルではあるのですが、交代読みや変化技読みで身代わりを残すことができれば先手を取れる相手には2回ダイブを撃つチャンスを作ることが出来、そうすれば双方外す確率は93.75%という事で一発でも当てれば勝てるプレイングを心がければそこまで怖くない確率に抑える事ができました。
更にこれは切り札ではあるのですが…
ドラゴンダイブは20%の確率で怯みます。
これを知らず形勢逆転を喰らったトレーナーも多く、こちらの持ち物を王者の印と勘違いしてくれる人が一定数いました。
スパイダー (デンチュラ♂) @気合の襷
【性格】臆病
【特性】複眼
【実数値】145/81/80/149/81/176 (CS極振り、D4振り)
【技】エレキネット/ねばねばネット/電磁波/目覚めるパワー氷
PTのメインギミック、素早さ絶対殺すマン
エース達が後続全員に先手を取るためにねばねばネットにより地に足の着くSの高いアタッカーやスカーフ持ちを封殺、そうで無い飛行タイプや浮遊持ちにはエレキネット、更に電磁波により、リザのニトロチャージやマンダの龍舞対策として搭載しました。
更に複眼により、エレキネットも電磁波も100%当たります。
細かい説明はこちらのデンチュラ単体育成論を参考にしてください。
カーラ(ギャラドス♀) @メガ石
【性格】陽気
【特性】威嚇→型破り
【実数値】183/172→202/99→129/x/120→150/138 (H100 A212 S196)
【技】滝登り/アイアンヘッド/氷の牙/龍の舞
【調整】
H-B - 威嚇込みA特化メガマンダの恩返し2耐え
S - 1舞135族抜き調整
A - 余り
ミミッキュマンダ殺しの怯みアタッカー
前回対カバリザレボルトのエッジ挑発搭載メガギャラドスを使ってみましたが、やはりそちらの方はガブリアスである程度間に合うというのが率直な感想でしたので、今回はガブリアスが苦戦を強いられたABミミッキュ、メガボーマンダを見る為に氷の牙とアイアンヘッドを用いりました。
ABミミッキュ、ボーマンダに強くなったのはもちろん、新たに搭載したアイアンヘッドは30%の怯み効果が実に優秀で、PTに出てくることが多いレヒレを強引に突破するという脳筋プレーを見せる事も多かったです。
更にやはりメガギャラドスの強みの一つにメガシンカする事で耐性を変化させるというものがアリ、雷Pを持っていないメガメタグロス相手には読み次第で積みを重ねて突破、残りも一掃と言うプレイングもそれなりにありました。
ベリーズ (クチート♂) @メガ石
【性格】意地っ張り
【特性】威嚇→力持ち
【実数値】139/143→165(330)/105→145/x/75→115/96 (H108 A196 S204振り)
【技】じゃれつく/不意打ち/雷パンチ/瓦割
【目安】
A - 11n
S - 無振り75族抜き、ネット下最速77族抜き、麻痺相手の最速122族抜き
H - 余り (臆病CSメガマンダの大文字が高乱数耐え(18.7%)
トリルが無くとも上から殴れる高火力メガアタッカー
ジャラランガの龍技の一貫性を切る為にフェアリータイプのアタッカーとして採用しました。元々耐久値は無い方ですが、威嚇とその耐性で最低限の受けを熟しつつ、アタッカーとして活躍してもらいました。
雷Pの採用は全体的に水タイプに弱いのが目立つためそのカバーとして入れたのですが、受けルでメガクチートを対処しようとするためにドヒドムドーの並びがかなりの確率で選出されたのですがその双方を1人でカバーできる良い技だと思いました。
それに置いて、ゴツメムドーは先制羽休めとゴツメで粘り切られる可能性を潰す為にSを無振り75族抜きまで振って、HBゴツメムドーを上から殴れるよう調整したのですが、ねばねばネットと合わさると最速以外のレヒレや耐久ミミッキュなどPTのエース達が苦手な相手やヒードランに対して上から致命傷を負わせる事が出来た為ASベースメガクチートはこのPTに置いてそれなりのシナジーを感じました。
最後の技、瓦割は対ドランへの奇襲技として採用したのに加え、ポリ2やカビゴンへのじゃれつく以上の安定技、そしてAキュウコンによる壁からポリZ展開等を完封する事が出来た為採用して正解だったと実感しました。
更にトリルに弱いメンバーが多いこのPTですが、クチート自体がトリルに組み込まれ、トリル構築相手に軒並み強いという事でそこそこ渡り合う事が出来、倒せずともトリルの時間切れまでターンを稼ぐことが出来た為、疑似的なトリル対策要員になってくれたと感じました。
レイチェル(ジュナイパー♀) @イアの実
【性格】穏やか
【特性】新緑
【実数値】185/100/95/x/149/107 (H252 D124 S132振り) ※A個体値0
【技】影縫い/身代わり/呪い/羽休め
【調整】
S - 4振り85族抜き調整
H-B - 不一致イカサマを2耐え
A4振りグライオンの地震身代わり耐え
D - 余り
A - HSメガゲンガーを影縫いで確2
受け殺しの呪いハメ要員
水技の一貫性を消しつつ、今まで積みポケが多かった都合上受けルに弱い弱点をカバーする為に採用した+α枠
Aの個体値を0にする理由としてはポリ2を始めとした不一致イカサマを羽休めで完全に受けきる事ができるのと、影縫いで仕留める役割対象であるメガゲン、テテフ、ミミッキュへの確定数がA31の無振り個体と殆ど変わらない為、影縫いを採用しているにもかかわらずA0個体を採用させていただきました。
身代わりを採用する事で本来ハメポケが苦手な電磁波や毒毒を身代わりで受け流す事が出来る上にデンチュラの電磁波と組み合わせる事で麻痺バグを狙って本来倒せない相手を倒したりすることも可能でしたが、影縫いで縛る事の出来ないポリ2やカビゴン相手には泥沼試合になる事も少なくなかったため、身代わりの代わりに毒毒を搭載してもよかったかもしれないとも感じました。
③主な選出パターン
・デンチュラ+ガブリアス+ギャラドスorクチート
リザ軸、マンダ軸等オーソドックスなPT相手は基本この並びでした。
初手デンチュラで場を整えるか、ガブの苦手な初手ゲッコウガ、アーゴヨンやメガマンダを対面処理or麻痺撒きして後続につなげて後続で無双する。カバ入りの相手orトリル軸っぽい相手にはクチートを、そうでないPTにはギャラドスを選ぶ事が多かったです。
・ゴウカザル+ガブリアス+デンチュラ
ランドアゴギャラハッサム入りのPT相手等、初手ステロランドが来る可能性が高いPT相手に選出していました。
まず初手ゴウカザルでデンチュラ殺し(襷岩封ランド等)を倒してから、その後デンチュラで場を整えてからラストのガブリアスに繋げる戦法を取りました
・ゴウカザル+ガブリアス+ギャラドス
ランドヒトムレヒレグロス入りのPT、ガルミミッキュ入りのPT等、ねばネットの影響力が低そうなPTorねばネットが無くても素で抜ける相手への選出。
兎に角タイマン性能が高く、相手より先に動ける事を意識した選出となっており、ゴウカザルである程度相手を崩してから後続のW積みアタッカーで一掃する戦法です
・ジュナイパー+残り2匹
対受けルorバトン戦術。
真っ向からのな攻めが通用しない為、相手に応じて選出を変更させていましたが、どちらにも呪いが刺さるのは事実なのでジュナイパーは必須として、受けル相手にはメガクチートを、バトン戦術相手には主なアタッカーに有利が取れる型破り持ちメガギャラドスを絶対に選出して、最後の一匹は相手に応じて臨機応変に対応していたので一番アドリブ力が試された相手となりました。
④猿ガブ軸ねばネット構築ver6を使って
今期もレート1800台から1900頭をウロウロする事が殆どであったのですが、前バージョンと違って命の玉ゴウカザルの役割破壊のポテンシャルを今期で再確認する事が出来たおかげで前期以上にゴウカザルの選出率と勝率が上がった事が嬉しいなと思った反面、ラス1枠の発想が少しまだ甘いなと言う風に感じ、新たなメンバーをまた探そうと感じました。
そしてSMからずっと使っている戦術なせいか、USMの当初に比べてこちらの安定行動が読まれる頻度が多くなってきたため、構築の重きをトレーナーの読みスキルに依存している事もあり、相手の読みを正確に読み切る特訓が必要だと感じとりました。
S15でも頑張っていきます、というか今度こそ2000載せます!
という事でここまで閲読していただきありがとうございます。
(ジュナイパーのいたラス1枠のアイデア募集しています~)