【ポケモンSWSH】 シングルレートシリーズ7(シーズン12-14) 準伝禁止構築の振り返り (全シーズン最高19帯、最終1000位台)

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⓪はじめに

閲覧いただきありがとうございます。

今回冠の雪原より復活した相棒枠の一人、カリブ君を筆頭にこの3ヶ月戦ってきましたが、それ以外にも準伝が大量発生して種族値の暴力となった現環境に対して一矢報いりたいという事で…

今回のシリーズでは準伝の使用を一切禁止してどこまでいけるか戦っていました。

しかし結果としては中途半端な成績しか残せず、今までのような構築記事を書く程の事ができなかったと思えた為、今回は3ヶ月の間に起こったメンバーチェンジとその経緯を大まかに振り返っていく供養回にしようと思い、改めて記事をまとめてみました。

 

①固定メンバー採用経緯

 

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・エースバーン(ブレイズ)

新相棒枠候補だから

 

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・ガブリアス(カリブ)

相棒だから

 

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・ミトム(Electrium-Z)

8世代のテラファミリー電気枠だから

 

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・Gヒヒダルマ(ゼロ)

前回20達成した時のメンバーで襷欠伸起死回生のタイマン性能にポテンシャルを感じたから

 

 

相性補完が良いわけでもないのに好きなポケモンを一構築に詰め込めすぎてしまうのが私達の長所であり短所であるなというのは10年以上前から続く悩みだと思っております。

長所というのは、同じポケモンを集中して使う事でそのポケモン達の型研究や立ち回りの練度は少しずつですが伸びていくと言う点です。

一方で短所は相性補完が抜群では無い為、特定のポケモンや組み合わせで詰みやすく、結局残り2枠で相性補完する為、そちらの選出がそこそこ増えてPTコンセプトが迷子になりがちになるという点です。

 

 

②構築の変化

 

S12(序盤〜中盤)

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【思惑】

・アーマーガア(アロンダイト)

ガブとの相性補完が良く、当時流行るであろうと踏んでいたランドミミッキュを起点とした詰め役として

後、当人が当時ぶっ壊れになると騒がれていたテッカグヤに反抗したかった為

 

・オーロンゲ(D-Evil)

新人枠。準伝達の復活を気にジェットエースが大量発生するのが見えていた為、相手のダイマエースに対して攻撃を受けつつ、尻尾を押し付ける。

過去に同じ事をしたエルフーンとの差別化は飛行弱点では無い点と耐久指数の違い、それと対エスバドラパ性能

 

【問題点】

・サンダーの暴風ジェットの性能がチートすぎてガブ+ガアの相性補完が簡単に崩壊させられた。

・PTの水の一貫が良かった為、エスバを選出する事が難しかった。

 

 

S12(終盤)

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【思惑】

アーマーガア→ナットレイ

 

・ナットレイ(アボカド)

エスバが選出できないと、PTが半分機能しない為水の一貫を切りつつ電磁波をばら撒きながらエスバミトムとサイクル相性の良いナットを採用。

HBベースでフェロのインファも確定耐えし、オッカを持たせる事でエスバにも電磁波を撒く事ができました。

サンダーは受け回すのではなく、ダルマのタイマン、オーロンゲの尻尾トリックソウルクラッシュからのガブ剣舞など対面で対処する路線に変更。

 

【問題点】

・テラファミリー恒例、S50未満のポケモン使い熟せられない病のせいでナットを中々選出できずにいた

・サンダー単体は問題なくなったが…

サンダー+水ウーラオス+ミミッキュ

サンダー+悪ウーラオス+カプレヒレ

の並びを処理する事が難しかった。

 

 

S13(序盤〜中盤)

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【思惑】

エスバの型を対麻痺&欠伸ラグカバ意識の初手ダイマ枠にする為にラムエスバに変更

 

・エルフーン(フレン)

オーロンゲでやっていた戦法を結局エルフーンでやる事に。

理由はゴリランダーの増加に伴い、草技を受けれるポケモンが必要になったから。

 

・ミミッキュ(パンドーラ)

格闘、ドラゴンを無効化でき、敵攻撃も一度無力化出来る対面性能の鬼を採用する事で互いにダイマを消費した後のスイーパーとして採用。当然無難に強い

 

【問題点】

・エルフーンの尻尾トリックはダイマ相手や受けルには強いのだが、耐久が無い為、ダイマ権も切られずにトリックしただけで倒され、数的不利を取られる事の方が痛い場面が少なくなかった。

後,ウーラオスやミミッキュといったような連中に対しては尻尾トリックしても先制技を持っているせいでそこまでダメージにならない事も少なくなかった為、犠牲と恩恵が噛み合ってない感があった

 

S13(終盤)

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【思惑】

エルフーン→Gヤドキング

エルフーンを尻尾トリック要員にするのではなく、PTで欠落していた特殊クッション兼高火力ATとして運用してみた。

 

・Gヤドキング(サーリャ)

新人枠。特殊耐久が想像の3倍ヤバいのに対して技範囲の優秀さのお陰で想像以上の働きをしてくれた。

サンダー、レヒレ、アーゴヨン入りのサイクルPTにめっちゃ強かった。

サイコショックの枠を未来予知にしてサイクルPT相手に色んな択を押し付けたりした事もあったが、対対面構築PTでは隙にしかならなかった為没に。

S50未満ポケ使いこなせない病のテラが今までで一番使いこなす事ができた鈍足ポケ。

 

【問題点】

・ドラパ+レヒレ+ドリュの選出がほぼ詰み

・ウーラオスに牽制されて初手エスバが出しにくかった

・ミミッキュがPTに受け先もいないのに相手のダイマエスバを呼び込むのが辛かった。

・天然HBヌオーが憎い(ワンチャンあるのがGヤドキングのみ)

 

 

S14(序盤〜中盤)

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【思惑】

エスバを玉不意打ち採用する事によって、ドラパへの打点を持ちつつ、ミミッキュの影討ちをリベロで受ける事ができる先制技として採用した。

ガブの持ち物も白いハーブからラムに変更。白いハーブを意識していた役割対象のランドの数が減っていたのと、ラムを持たせて敵の欠伸展開を防ぎたかったから。努力値もウーラオス意識でADSからHABSに変更

 

・ピクシー(スイレン)

ウーラオスをボコすのと、S13終盤に一定数いたアッキ瞑想クレセやランクルス等のアッキ瞑想に対抗する為の天然積み返しピクシー。

ゴツメを持たせる事で水ウーラオスは勝手に大ダメージ、悪ウーラオスはメイン技両方半減で後投げ自体は安定していました。

 

【問題点】

・PT単位の水の呼び込み具合(主にエスバとダルマのせい)によって必要だと思った場面でもエスバを選出するのが難しかった。

・相変わらずドラパ+レヒレ+ドリュのサイクルを崩す事ができない事が多かった。

・ミトム選出が多い構築なので、相手のカミツルギがしんどい場面がそこそこあった。

 

 

S14(終盤)

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ピクシー、Gヤドキング→ナットレイ、Aキュウコン

固定枠4人が兎に角、水、格闘、ドラゴン、フェアリーの一環を切れなかったのでタイプ相性でカバーするナット、ドラパレヒレウーラオスにそこそこ強く、ガブミトムの戦法と相性の良い壁張りAキュウコンを採用。

 

・ナットレイ(アボカド)

私が基本的に好きなポケモン達の相性補完としてタイプ上一番優れているのがコイツ。

ただし、テラファミリー恒例のS50族未満のポケモン使い熟せない病の典型例。コイツ使いこなせられるようになったら一段階成長できると思います。

 

・Aキュウコン(チュウビ)

対ドラパウーラオス水ポケ&ガブミトムのサポーター。思った以上にPTとのしっくり具合が良かったのですが、最終日に急遽参戦させたメンバーだった為、実践経験が少なく立ち回りに慣れてなかったのが後悔点。

 

【問題点】

エスバ、レヒレ、ウーラオス、ミミッキュ4匹が揃ったPTの初手を読み外した瞬間負ける事が多かった。

Gヒヒダルマをエスバとウーラオスに強い襷タイマンポケモンに出来ていればもっと安定した可能性がありましたね。

 

 

③結果

 

S12

最高レート 1922

最終順位 1997位

 

S13

最高レート 1953

最終順位 1624位

 

S14

最高レート 1936

最終順位 1496位

 

 

④総合的な反省点

 

今回の問題点としては3つあったと思います。

 

⑴ 対戦試行回数不足

対戦回数が少ないと、環境の変化を把握するのが難しく、自分のPTが苦手な相手を見つけ出すのにもその改善案を出すのも遅れてしまいます。

S14の終盤が良い例であり、ナットAキュウコンの採用をもっと早く決めて、更には潜ってる間にポテンシャルを感じていた裏選出エスバミトムナットをもう少し研究できていれば勝率も最終レートも上がっていたと思いました。

 

⑵ 命中安定技の少なさ

固定メンバーを例にしてみると、命中も火力も安定してるのってガブの地震とミトムの放電だけなのです。(Gヒヒダルマは起死回生もあるが、条件を揃える必要がある為一旦除外)

命中90や95の技も混じってるとはいえ、そんな中で対戦すると、技を一度も外さない試合の方が少なく、一回技外したら作戦大きく狂う事が多かった為、こちらもメンバー採用時に意識した方がいい点だなと思いました。

 

⑶ 固定メンバーが多すぎる上に拘りすぎた

固定メンバーをこの3ヶ月一切変えずにいたのですが、そのせいで水や格闘、ドラゴン、フェアリー等環境でも強い技に一貫あるPTとなり、残り2匹でカバーするには少し荷が重い形となっていたのですが、研究を重ね過ぎた結果、今更固定メンバー変えるのが勿体無いと思ってしまい、結果勝てずにいたのですから、一旦はPTで1匹にスポットライトを絞って、そいつを軸にPTを回せるよう構築生成をもっと柔軟にしていきたいと思いました。

 

 

⑤最後に

 

如何でしたでしょうか?

今回は準伝に頼らず、どこまで好きなポケモン達で戦えるか挑んでみました。

皆さん頑張って奮闘していた為、良い成績を収めたかったのですが、結局同じ辺りをズルズルしてしまった所をみると、まだまだ発想が柔軟じゃ無いなとトレーナーの自分の実力不足を実感しました。

特に今回復帰したカリブ(ガブリアス)や初20達成した時のメンバーZ君(ミトム)やゼロ(Gダルマ)の型の完成度は高かったと思うので、そこを通せる様に改めてPT練っていきたいと思いました。

 

シリーズ8は竜王戦のルールでランクマしていく魔鏡と聞きましたが、私のファミリーの中で伝説のポケモンは2匹しかおらず、どちらも言う程強いポケモンでは無い為、暫くはPT練り方勉強しながら、ffさんの大会などに参加していきたいと思います。

 

それでも今月か来月は一回竜王戦ルールにチャレンジしていきたいと思いますので、もし対戦する事がありましたらよろしくお願いします。

改めてここまでご付き合い頂きありがとうございました。