【ポケモンUSM】シングルレートシーズン9 猿ガブ軸ネット構築ver.3 (最高レート1936)

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⓪はじめに

閲覧いただきありがとうございます

今回USMでも相変わらず猿ガブ軸ネット構築を使わせてもらいます(代り映えが無くて申し訳ない)

と言うわけでSMではレート1900を目指していたわけですが、USMではレート2000を目指して対戦していたのですが、目標を達成することは出来ませんでした...今期は今までの2倍近い(いつもは多くて200戦)対戦数を重ねていただけに悔しかったです...

ですが、今期はメンバーの技変更や色々改良点をあげることが出来た為、PTだけでなく単体の参考になれば幸いです。

尚、今回はシーズンの前半後半で技構成を変えた子が何人かいるのでそこは矢印で表示します

更に、単体の参考にする為の型の為に特殊な調整を施した子の名前調整した部分珍しい技赤文字で表記させてもらいました。

 

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レート1900を突破した時の写真です。(最高レートの時の写真が撮れず申し訳ございません...)

 

 

①構築紹介

いつもの猿ガブにねばねばネット撒き要因のデンチュラ、水枠のギャラドスをまず採用しました。

そのあとこの猿ガブで弱い水、エスパー、フェアリー、ゴーストをカバーするために今回はS4で使った猿ガブネット構築のメガゲンガーとS7のテラキ軸で登場したナットレイを採用しました。

これによってS4当時のフェアリー多めなPTに対してメガ枠フシギバナとゲンガーが両立できない問題を解決し、且つ当時辛かったエスパー技の一貫性を切ることに成功しました。

S4のメガバナをナットレイに入れ替えた反面、炎技の通りは良くなったのですが、エース枠のガブの役割対象だった為エスパーの一貫性が良かった時期よりPT単位で回しやすくかんじました

 

 

②メンバー紹介

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孫 悟空(ゴウカザル♂)@命の玉

【性格】せっかち
【特性】猛火

【実数値】151/131/81/151/95/176 (A52 C212 D28 S212振り)

【技】オーバーヒート/岩石封じ→インファイト/猫騙し/目覚めるパワー氷
【調整】

A       - 無振りメガガルーラがインファで確1

      H252振りメガガルーラが猫騙し+インファで確1(猫騙し無しだと乱1 43.9%)

      H252振り補正ありB252振りポリゴン2が確2

      H244振り補正ありB252振りカビゴンが確2(ダメ67.2-80%)

      H252振りウルガモスが岩石封じで乱1(75%)

      H252振りメガボーマンダが岩石封じで身代わり確定破壊(ダメ25.7-30.6%)

C      - H252振りD4振りギルガルドをオバヒで超高乱1(87.5%)

   H252振りテッカグヤがオバヒ確1

     無振りカプ・コケコがオバヒで確1

     無振り霊獣ランドロスがめざ氷で確1

     H252振り霊獣ランドロスが威嚇込み猫騙し+めざ氷で高乱数1(81.2%)

     H4振りメガボーマンダがめざ氷で高乱1(68.7%)

     H4振りカイリューが猫騙し+めざ氷で乱1(75%)

H-D  - C252振りカプ・コケコのエレキフィールド下10万確定耐え

   補正ありC252振りカプ・コケコのエレキフィールド下10万HP20%以上残し耐え

          C252振りメガゲンガーのヘドロ爆弾確定耐え

   C252振りメガゲンガーのヘドロ爆弾HP10%残し耐え率25%

     C252振りゲッコウガの水手裏剣4発をHP10%以上残し確定耐え

     C252振りアーゴヨンのヘドロウェーブをHP20%以上残し確定耐え

     

今までルカリオやメガメタグロスのバレットパンチを少しでも耐える為無邪気で採用していたものをせっかちに変え、ACを多少削りDに振った個体です

 

細かい説明はこちらに載せていますので良ければ是非閲覧お願いします。

【ポケモンUSM育成論】『対7世代環境耐久微調整』命の玉アタッカーゴウカザル - teraandgoku’s blog

 

 

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カリブ(ガブリアス♂) @龍Z

【性格】陽気
【特性】鮫肌

【実数値】183/182/115/77/106/169 (AS極振り)

【技】逆鱗/地震/身代わり/剣の舞

【目安】

A  →1舞Z逆鱗でB補正ありのH252B124振り(227-171)までのクレセリア確1

H-B →A無振りガルドの影討ちを身代わり確定耐え

   C無振りドヒドイデの熱湯を身代わり確定耐え

   A補正あり252振りメガボーマンダの捨て身タックルを確定耐え

   A補正あり252振りマンムーの礫高乱1耐え(75%)

 

SMのS2から変わらずのAS剣舞なので説明は割愛します。

最近になってガブの剣舞龍Z個体もそれなりにいるせいか、型を読まれて安直に龍Zを撃ってもフェアリーに交代されるか、瀕死寸前の後続を出されて無駄にZ技を消費してしまうリスクが増えてきましたが、それでも身代わりと言う様子見兼変化技(宿木の種等)防止技がある為、純粋な剣舞+3技よりは使いやすく感じます(後続で麻痺を撒いてから痺れを引く試行回数も稼げますし)

 

 

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レイス (ゲンガー♀) @メガ石

【性格】臆病
【特性】浮遊→影踏み

【実数値】135/80/81→101/182→222/95→115/178→200 (CS極振り)

【技】シャドーボール/ヘドロ爆弾/凍える風/10万ボルトエナジーボール

【目安】

 

猿ガブが両立選出する事が難しい為、もう一人アタッカーを選出したいときにはゴウカザルかガブリアスのどちらかと、彼女を選出する事が多かった潤滑剤フルアタエースです。

猿ガブが弱いエスパー、フェアリー対策に加えて、更に水タイプに意表を突く為役割破壊技として10万ボルト(後にエナジーボール)を採用しました。

・10万ボルトの役割対象

スイクン、ゲッコウガ、ギャラドス、テッカグヤ、メガリザードンY

・エナジーボールの役割対象

スイクン、ゲッコウガ、カバルドン、マンムー、(メガ)ラグラージ

最初は飛行タイプに打点のある10万ボルトを採用していたのですが、初手カバルドンがメガゲンガーの火力をなめてステルスロックを撃ってくることやゲッコウガ対面からカバルドンに交代してくる事が多かった為、水と地面タイプ両方に一貫性のあるエナジーボールに取り替えました。

事実、エナジーボールはHD特化カバルドンに対して確2を取れる為、このメガゲンガーに受け出しは通用せず、何もさせずに倒す事が可能でした。

 


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スパイダー (デンチュラ♂) @気合の襷

【性格】臆病
【特性】複眼

【実数値】145/81/80/149/81/176 (CS極振り)

【技】エレキネット/ねばねばネット/電磁波/目覚めるパワー氷

猿ガブ軸でお馴染みの素早さ絶対殺すマンにして、このPTの肝です。エース達が後続全員に先手を取るためにねばねばネットにより地に足の着くSの高いアタッカーやスカーフ持ちを封殺、そうで無い飛行タイプや浮遊持ちにはエレキネット、更に電磁波により、リザのニトロチャージやマンダの龍舞対策として搭載しました。

更に複眼により、エレキネットも電磁波も100%当たります

 

ラスト1枠は電磁波の効かない地面タイプや霊獣ボルトロスに有効打を持てる目覚めるパワー氷を採用しましたが、火力はショボい為、無振りガブがようやく確2ラインです。

しかし、対身代わりマンダ戦ではめざパで身代わりはHDマンダでも破壊できるので(エレキネットでは耐えられてしまいます)めざパで一度身代わりを破壊してから、電磁波を入れるといった戦い方が可能です

 

 

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カーラ(ギャラドス♀) @ゴツゴツメット

【性格】腕白
【特性】威嚇

【実数値】201/146/143/72/121/103 (H244 A4 B244 D4 S12)

【技】滝登り/氷の牙→吠える/挑発/電磁波

【調整】

H-B  - 威嚇込みのメガボーマンダのA特化捨て身タックル2耐え

     威嚇込みの陽気ガブリアスの逆鱗をオボン込みで乱4

     威嚇込みのA特化メガリザードンXのニトロチャージ+雷パンチ確定耐え

     威嚇込みメガバシャーモのA252振り雷パンチを確定耐え(ダメ61.6%〜73.6%) 

H-D - メガリザYのニトチャ+C特化ソラビを2耐え

     サザンドラの眼鏡流星群確定耐え

S   - 最速ラッキー抜き調整

     電磁波込みで135族(メガミミロップ等)抜き調整

バシャ、ドリュ、メガマンダ、メガガルーラ、ランド、メガリザXY、メガルカリオ等の強力な炎、地面、格闘、龍の物理ATへの安定の受け兼、後続への麻痺撒きサポーター。

更に最近流行りだしたカバ+エースポケモンを完封できる優秀なメンバーです

カバ対面では挑発を撃てばメジャーな技(地震、ステルスロック、岩石封じ、氷の牙、欠伸、吠える、怠ける)のうち変化技を完全に封じ、攻撃技もほぼ効果ナシと言う完全なカバキラーであり、優秀な麻痺撒き要因でもあります

というのも、カバルドンが挑発を入れられたあと、相手はこちらが龍舞ギャラだった場合の起点になるのを防ぐ為、最近では珍しい岩石封じを持ってない限り相手側のエースポケモンにほぼ100%交代してくる為、それに対しての交代読み電磁波で相手のエースポケモンの速さを封じる事ができました。(このPTに対してはカバの交代先はカミツルギとボーマンダが主でしたが、素早ささえ殺せればメガゲンガーだけでなく、ゴウカザルとガブリアスでも有利対面が作れた為、猿ガブとの相性は抜群でした)

更に今回新たに追加したメンバーのナットレイとのナットギャラの並びは言うまでもなく優秀であり、積み技を持ってない相手にはこの並びとナットレイのステルスロックで封殺することも可能でした

最後に後半で氷の牙の代わりに採用した吠えるなのですが、ナットレイのステロとの相性が良く、電磁波を身代わりでスかされても吠えるで積みも身代わりも流せるという点でかなり優秀な技と感じました。

ギャラドス単体でドラゴン勢を倒す事は出来なくなったのが難点ですが、後期ではゴウカザルの技にめざ氷を追加したこと、メガゲンの凍える風やガブリアスの逆鱗と充分対策案はあったので、氷の牙が無くても不便感はありませんでした。

 

 

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アボカド (ナットレイ♂) @フィラの実

【性格】生意気
【特性】鉄の棘

【実数値】181/118/198/x/180/22 (H252 D228 A28振り)

【技】ジャイロボール/種マシンガン/宿木の種/ステルスロック

【調整】

A  - 補正無しAB252振りS4振りミミッキュをジャイロボールで確1(102.2-120.6%)

H-D - 補正ありA252振りカプ・テテフの拘り眼鏡めざ炎確定耐え

 

特殊技、水、エスパー、フェアリー技受け&ギャラドスとの相性補完役として採用しました。

正直強いのは実感していますが、自分自身がまだナットレイ使用の経験値が浅い為、深い調整はせず純粋に上記メンバーの受け要因として採用しましたが、かなり安定はしました。

 

 

③主な選出パターン

・デンチュラ+ギャラドス+ガブリアス

デンチュラとギャラドスで相手の素早さを徹底的に下げて、ガブリアスの剣舞で3タテする組み合わせです

速いポケモンが多め且つガブリアスの通りがいい時、アーゴヨンが入っているPTにはこの並びを使いました

・メガゲンガー+ギャラドス+ガブリアス

先ほどのパターンでデンチュラの代わりにフルアタメガゲンガーまたはギャラドスを先発において、相手の初手をかき乱して、最後にガブリアスにつなげる組み合わせです

ゲッコウガとカバルドンが入っている構築、ガブリアスの並びは良いが浮いてるポケモンが多め、素早さが素でガブリアスに勝っている、テテフがいないPTにはこちらを使いました

・ゴウカザル+ギャラドス+ナットレイ

ゴウカザルで先発様子見した後、ギャラナットに引いてステロによるサイクル戦を仕かけて、最後にまたゴウカザルが一掃する組み合わせです

ガブの通りがよくない、あるいはマンムーかパルシェンが入っている、ステロの通りが良い、ポリクチミミッキュの並び相手に使いました。

・ガブリアス+メガゲンガー+ナットレイ

エスパー・フェアリーが多いPT相手、または受けサイクルへの組み合わせです。

メガゲンガーとナットレイの2人がかりでガブに重いエスパーやフェアリー、受けルの鉄壁持ちを抑え、最後にガブで一掃するパターンです。

 

④選出率

ゴウカザル:37% (5位)

ガブリアス:58% (3位)

ゲンガー :60% (2位)

デンチュラ:42% (4位)

ギャラドス:78% (1位)

ナットレイ:25% (6位)

ギャラドスは現環境の主な物理アタッカーほぼ全般を封じられるのと後続のアタッカーのサポートができる為、ぶっちぎりの過労死枠となりました。

次にゲンガーとガブリアスがランクインしましたが、これもアタッカーであるゴウカザルとガブリアスのいずれと組んでも技の相性補完的に有利に戦えるという事でまたそれなりに高い選出率となり、ガブリアスも剣舞を積んで先手を取れるものならほぼ全員ワンパンできるポテンシャルを持っていた為またかなりの選出率となりました。

デンチュラはサポートできる相手には優秀ですが、浮いてるポケモンが多めな相手にはどうしても役不足感があり、PTの要としてはそれ程選出できませんでした。

ゴウカザルはゲンガーとガブリアスが倒しづらい相手(主に氷、悪、ノーマル、浮いてる鋼等)には強かったのですが、水やフェアリーが多い環境の中で雷パンや草結び、ダストシュートを持ってない今回の型では選出率が伸び悩んでいました...

ナットレイはサイクル性能に優れていた為、居座り重視のガブリアスやゲンガーが選出された時は相手に水、超、フェアリーが多くなければそこまで選出されなかった事と、ゴウカザルとの相性補完要因として入れていた為、ゴウカザルの選出が低いのに比例して、選出機会は最下位となってしまいました...

 

⑤PT単位で苦手な相手

フェローチェ全般

エレキネットとドリルライナー、地獄突きを習得して、技範囲がアホレベルで広がってしまったせいで全員が上から一撃で倒される可能性があったため、デンチュラがねばねばネットを撒くか或いはデンチュラかギャラドスが電磁波を入れられなければアウトでした

ボディパージ持ち飛行Zテッカグヤ

龍の舞、ニトロチャージ、蝶の舞等と違い、Sが2段階上がるボディパージを使うテッカグヤは電磁波でその素早さを抑えきれず、対抗手段がゴウカザルの炎技か、デンチュラの電磁波+エレキネットしかなく、後期はメガゲンガーの10万ボルトを抜いてしまったが故に尚上記2人でしか対処が出来なくなりました。

因みにそれ以外のテッカグヤはそこまで問題ではありません。

スカーフコケコ、スカーフトゲキッス

スカーフ持ちのカプ・コケコは電磁波が入らず、ねばねばネットを撒いてもメガゲンガーと同速止まりというわけで対処できるのがナットレイのみだった為厄介でした

スカーフ持ちトゲキッスは電磁波で素早さを封じる前にエアスラでひるませられ続けられて終了な事が多かったです...

専用Z持ちジャラランガ

フェアリーがいないので相手側は喜ぶようにZ持ちジャラランガの選出率は100%でした

Z持ちジャラランガ自体への安全な対処法はあったのですが、その後の後続へのケアが難しい為選出が縛られるという点で厄介な相手でした

鉄壁持ちメガヤドラン、鉄壁持ちエアームド、追い打ち持ちバンギラスの3体が揃った受けループ

本来受けループ相手にはメガゲンガーが有利なのですが、気合玉を持っていないせいでゲンガーがメガする前に交代してくるバンギラスに追い打ちを撃たれてメガゲンガー終了となってしまうのが面倒でした。

 

 

⑥猿ガブ軸ネット構築を使って

今期はレート1800台から1900台をウロウロする事が殆どであり、今までの中では一番使い勝手が良いメンバー構成になったとは思うのですが、まだ改善点があるな~と痛感した部分もありました

特に龍Z剣舞ガブやデンチュラの電磁波とエレキネットが読まれる回数が増えた(同じ人と当たることが結構あった)事によって動かし方を少し変えないといけないと感じました...

S10ではS7でやったテラキオン+アローラ御三家構築で再びやっていこうと思いますが、またこのPTでレート2000目指してチャレンジしていきたいと思います。

 

一応こちらがこのパーティのQRコードとなります。参考までにどうぞ

3ds.pokemon-gl.com