Last Summer Festival 使用パーティ  テラ's三強軸電磁波撒きPT

・はじめに

閲覧いただき有難うございます。

今回は初めての投稿と言うことで自分らしいポケモン達を集め、とーふ様主催のThe Last Festivalに参加させていただきました。

惜しくも準優勝と言う事だったのですが、賞品として夢ファイヤーを手に入れたので後々育成しようかなと...

それはさておき、ここからは大会で使ってたPTを考察していきます

①構築紹介

f:id:teraandgoku:20160901135508p:plain

『テラ's三強軸電磁波撒きPT』

今回は自分が今まで使ってきた中で最も強いと感じた上3体を軸に残りを固めたという感じです
基本的に気に入ったポケモンしか使わない性分なので○○でやれみたいなコメントはナシでお願いしますw

 

②個体紹介

f:id:teraandgoku:20160901135941g:plain

Goku(ゴウカザル♂)@命の玉 勝率:66.69%

【性格】無邪気
【特性】猛火

【実数値】151/131/91/150/81/176

【技】オーバーヒート/インファイト/目覚めるパワー氷/猫騙し
【調整】

オバヒ→H252振り盾ガルドが確1

インファ→ASメガガルが確1

    →HAメガガルが猫騙し込みで確1

めざ氷→ASガブが猫騙し込みで確1

   →ASメガマンダが高乱1(87.5%)
   →H252振りグライオンが確1

   →H4振りカイリューが猫騙し込みで高乱1(93.8%) (H振りは無理ですw)

 

言わずと知れた自分の相棒です。

今回は目覚めるパワー氷と猫騙しを搭載したサイクル戦向けのアタッカーとして連れてきました。

メガガル、サザンガルド、襷ガブorガッサorマンムー、メガマンダに強く、サイクル戦のメインアタッカーを倒していく役を買っています

【キーポイント】

猫騙しを搭載することで...

・襷潰しができる(ガッサやガブ、マルスケカイリューも含まれる)

・他のポケモンが撒いた状態異常ダメ稼ぎ、相手の追い風や壁、トリルの時間稼ぎが可

・有利対面で相手が居座るか交代するかで型を絞る

例:ゴウカザルvsサザンドラ

     ☟

  ゴウカザルの猫騙し!

     ☟

  サザンドラに25ダメージ!

     ☟

  (相手が引いてこないと言う事は捨てか...或いはスカーフ持ちか?)

 

...という感じでスカーフ持ちのポケモンを対面から炙り出すことも可能です

 

 

f:id:teraandgoku:20160901142335g:plain

カリブ(ガブリアス♂) @拘りスカーフ 勝率:66.71%

【性格】陽気
【特性】鮫肌

【実数値】183/182/115/77/106/169

【技】逆鱗/地震/岩雪崩/空元気

ウチのエースポケモン。悟空(ゴウカザル)と組ませる事が何かと多い子です。ゴウカザルで抜けない相手、スカーフだと判明した相手、龍舞蝶舞を積まれた相手に後出しして更に上から叩く子です。最速にしてあるのもメガリザやガモスが舞った後でも100%抜けるようにする為です。

【キーポイント】

岩雪崩&空元気採用の理由

まず岩雪崩ですが、ストーンエッジよりお勧めな理由が5つあります

・命中率 (90>80)

・PP数(16>10)

・怯みの追加効果の便利さ

・アローとガモスに岩技を当てる場合、岩雪崩で火力が足りる

・ダメージ指数の差

岩雪崩:75(火力)×0.9(命中率)×1.03125(急所による倍率)×(1+0.3+0.09+0.0027...)(怯みによる試行回数)=98.28...

エッジ:100(火力)×0.8(命中率)×1.0833...(急所率アップによる倍率)=86.66...

...と難しい事を最後に述べましたが、スカーフによるスピードも合わさり、岩雪崩を使うメリットがグンと上がります

 

続いて空元気ですが、ツイッターで知り合ってる方はそれこそ自分のガブの代名詞技だと言うのではないでしょうか?w

採用の理由としては逆鱗中に水ロトムなどに鬼火を入れられることが結構あり、それなら鬼火食らってもタイプ一致地震と同等の火力を叩きだす空元気を採用したらどうかと思い、今でも使っております

毒づきやアイヘ、炎技を入れたら?というのもよくあるのですが、相手がピンポイントな気がするのと、耐久型の毒毒も受けられると言う事で、自分は空元気を使ってます

ガッサの胞子やゲンガーの催眠対策に寝言をとも一時期思ったのですが、ガッサは悟空(ゴウカザル)が対処できますし、ゲンガーは鬼火を打たれることのが多かったので空元気でいいかなと思っています

 

f:id:teraandgoku:20160901145723g:plain

レイス (ゲンガー♀) @メガ石 勝率:67.11%

【性格】臆病
【特性】浮遊→影踏み

【実数値】167/80/80→100/151→191/95→115/178→200

【技】シャドーボール/エナジーボール/挑発/道連れ

ウチの歴代メンバー内勝率トップのダークホースです。典型的なHSメガゲンに挑発を搭載させることで先発ステロ撒きや、瞑想スイクン、メガバナ、クレセ等の耐久寄りのポケモン達の小細工を封じて、影踏みで逃さずゴリ押すか道連れで仕留めます。当初はヘドロ爆弾だったのですが、PT単位でスイクンや水地面ポケモンが重くなったため、急遽エナボに変えましたが、ヘド爆使いたい場面があまりなかった為結構正解だったかなと思っています。

【キーポイント】

3強の相性補完

ゴウカザルとガブリアス、メガゲンガーの相性補完がかなり優れています

各個とレイス(メガゲンガー)の役割対象を比較してみるとわかります

 

相方が倒しづらい役割対象

ゴウカザル →バンギラス、マンムー、ギルガルド、サザンドラ、ガルーラ

ガブリアス →リザードン、ファイアロー、ボルトロス、ゲッコウガ、スカーフ持ち系

             ⇅

メガゲンガー→スイクン、マリルリ、クレセリア、フシギバナ

 

とこのように、最初に述べたWアタッカーで倒しづらい所に手が届くといった構造になっております

 

 

以上3匹が自分が今まで使ってて一番強いと感じた子達です。ここからはその3匹で弱い相手を見ていきます。

 

 

f:id:teraandgoku:20160902090852g:plain

カーラ (ギャラドス♀) @ゴツゴツメット 勝率:63.46%

【性格】腕白
【特性】威嚇

【実数値】201/145/143/72/120/104

【技】滝登り/氷の牙/挑発/電磁波

まず上記3体だと、2回加速したバシャが若干つらいのと、地面技の一貫性を無くすために入れたHBベースの物理受けです。この人にも挑発を入れることで有名どころの構築で言えば、バシャのバトン構築やカバルカイリューの先発役割を封殺でき、尚且つルカリオやカイリューにも強く出ることができます。更に挑発と電磁波を使う事で龍舞羽休めを使うメガボーマンダにも強く出ることが可能です

【キーポイント】

キーポイントと言うよりかは余談なのですが、電磁波を採用する前は飛び跳ねるを入れていました。

と言うのも...

 

バシャーモの守る!

   ☟

カーラの飛び跳ねる!

   ☟

カーラは空高く飛び上がった!

   ☟

カーラ「NDK?NDK?」

 

と言う流れが気持ちよかったのと、バシャの他にもガッサやヘラ、メガミミやローブシン等に対しても有効打となり、格闘殺しの性能も高かったのですが...

...万が一此奴が倒れた場合、結局後続でメガ馬車が重くなってしまうため、電磁波で確実に後続でも倒せる状況を作る事を優先しました

 

f:id:teraandgoku:20160902092053g:plain

孔明 (デンリュウ♂) @メガ石 勝率:63.31%

【性格】控えめ
【特性】静電気→型破り

【実数値】191/79→97/119→139/161→216/111→131/82→72

【技】10万ボルト/龍の波動/ボルトチェンジ/電磁波

【調整】

S - メガ後4振り50族抜き、

HB - 1舞A特化カイリュー地震確定耐え、A特化マリルリじゃれつく確定耐え

HD - 命玉ゲッコウガ冷ビ確定耐え、C特化ガルドのシャドボが確3

C - 10万ボルトでH252マリルリが確1

 

ここまででアローの受けが少ない事、マリルリギャラロトム等の水タイプへの有効打が無い為、アローのメイン技を両方半減できる電気タイプのデンリュウの孔明を採用しました。

相手を見極め、麻痺撒いてから上から叩くか、後攻ボルチェンで味方の無償を降臨するかと戦略を変えられる面白い子です。

S調整は元々マリルリに攻撃的な相性は良いから先制出来たらなと思い、マリルリの4振り50族抜き調整をしました

試運転では効果覿面だったのですが、大会中は見事にASマリルリに玉砕されてましたw

 

【キーポイント】

何故気合玉でなく電磁波?そしてデンリュウでやる意味とは?

気合玉を持てばナットレイやメガガル、ポリゴン2やバンギラス等も見れて範囲が広がるのに何故電磁波にしたかと言うのは、ぶっちゃけ全員ゴウカザルで見れるからと言うのが最大の理由ですねw

更に言うとこの子はメガするとしないで耐性が変わるのも大きいです。例えばゲッコウガや高速ドラゴン等が相手だと、電磁波を撒いてから、メガして火力を上げて一撃で仕留めると言うのがよく決まりましたね。

その他にも彼はメガせずとも本来与えた役割である

・電磁波を撒いて後続が抜けるようにする

・後攻ボルチェンで味方の無償降臨が狙える

というのが遂行できたので他のメガと両立しやすいというのも大きかったです

 

f:id:teraandgoku:20160903064710g:plain

ベリーズ (クチート♂) @メガ石 勝率:64.66%

【性格】意地っ張り
【特性】威嚇→力持ち

【実数値】137/150→172/105→145/56/75→115/87 (※not理想個体)

【技】じゃれつく/不意打ち/身代わり/剣の舞

 

ここまで来ると、ポリ2が少なからず重いのと(ゴウカザルでは致命傷は与えられても、一撃で持っていくことは出来ない)、格闘タイプに打点が欲しいと言う事で採用したクチートのベリーズです。初めて出場した大会であるアンデス杯で優勝した際に頂いた個体なのですが、今でもウチでは前線に立ってもらっています。

 

【キーポイント】

技構成&努力値振りの解説

まずAに極振りして、その後ニンフィアやバンギラス、更に不意打ちをハッサムに決めるためSを4振り65族抜きまで引き上げています。元々Sの個体値がVでないため、そこは妥協してます。残りはHに振り分けます。

実際、Hには92しか振っていないのですが、それで耐久大丈夫なのかと思われがちですが、クチートの自前の耐久はかなり残念であり、それをタイプの耐性と威嚇で誤魔化しているだけなのです。故にHにマックスまで振ろうが振らまいが、体感そこまで耐久ラインの変化は感じなかったですね。

クチートは持ち前の耐性の多さから交代をよく誘発させるポケモンなのですが、今回はそんなクチートと相性が良い身代わりを搭載しています。しかもこの身代わりは攻撃技を相手に打たせようとさせるので、不意打ちも通りやすくなります

 

③よく選出した組み合わせ

・ゴウカザル+ガブリアス+α

対面構築を主に相手として、一番多かった選出です。相手の主なアタッカーをこのWエースで片づけ、残りで重い奴を対処できる子を3体目に置いてました

主だったのが、スイクン、バナ、エスパー全般に対応できるレイス(ゲンガー)か、アローや地面タイプに強いカーラ(ギャラドス)でしたね

 

・ギャラドス+デンリュウ+α

相性補完がある程度優れた2匹。炎、水、地面、飛行、龍が多めなPTに対してはこの2匹の受けサイクルが効果的でした。更にこの2匹は電磁波を覚えているのでサイクル戦で相手をかき乱しながら電磁波を撒いて、3体目のフィニッシャーで一掃するというのが主な流れでした。この2匹で一番つらいのは岩とフェアリータイプの一貫性だったのですが、それは逆に3体目にクチートを置けば無双のカモでしたね。ただし、その際にはデンリュウをメガさせないことを注意せねばでした

 

 

④PT単位の反省点

・スカーフマンムー対処し易いのがギャラドスしかいなかった。他の手段は二匹がかりでゴリ押すこと

・相手にメガバナorスイクンがいたとき、メガゲンガーorメガデンリュウの選出が強いられる

 

で、まんまと大会決勝では相手にスイクンがいたにも関わらず、メガクチの剣舞で仕留めようとし、メガフーディンに逆に封殺されましたorz

 

 

まとめ

バトルハウスで有名な組み合わせでガブガルゲンというのもありますが、ウチの三強のこの組み合わせもガルーラとゴウカザルを入れ替えた、言わばガブガルゲンの亜種に近い組み合わせでした。このPT実は過去に自分のレート最高記録1901を突破した時のPTそのままで、個人的には好きなポケモンを使えて尚且つ安定した戦い運びができたのではないかと思います。このPT歴代のレート勝率は66%とほぼ3分の2、更に今大会内では5勝1敗と好成績を収められたのではと思っております。

メガ枠3体というトンデモ構築であるものの、先述の組み合わせが主だったのと、デンリュウが他のメガ枠と両立できると言う事で、そこまで負担は感じませんでしたね。

自分の中では一番安定して勝てるPTだと言いましたが、その主な理由をあげるとしたら以下の2つですね

・命中難技がほぼナシ(一番低くてオバヒ、岩雪崩、じゃれつくと命中90)

・2体の電磁波撒きで相手を確実に抜く戦法。更に痺れのオマケつき

後者の痺れには期待してませんでしたが、それでもほぼ確実に当たる技、麻痺による確実な先手取りがチームの安定的優位のきっかけだったと思っています。

 

また来週に大会に参加することになっているのですが、こちらの大会は地方統一パーティ限定のものとなっております

再び記事を書くことになるとすれば、今度は地方統一のPT考察か、或いは今回仲間になった炎の体ファイヤーの育成論を書こうかなと思っております

 

ここまで朗読いただきありがとうございます

ではでは